おためしMayaUSD_0.3.0

MayaUSD 0.3.0 20200814版公開されたのでその記録


目次


自分でビルドすることなく、これを入れただけで即どうこうというものではないのだが(配布バイナリだといろいろ欠けてるしね)、記録を残しておく

インストール

1. インストーラの入手

以下のサイトにmaya2020向けのビルド済バイナリが配布されている。

https://github.com/Autodesk/maya-usd/releases | github.com |

ダウンロード後インストーラを起動し所定の場所へインストール。もしくは自分でビルドする場合は2018, 2019, 2020が対応している。

2. mayaモジュールの設定

インストール完了後(windowsでは) C:\Program Files\Autodesk\MayaUSD\maya2020 以下に展開される

C:\Program Files\Autodesk\MayaUSD> tree -L 5
└─Maya2020
    └─0.3.0_202008140050-b9aab68
        └─mayausd
            ├─mayausd.mod
            ├─MayaUSD
            │  ├─include
            │  ├─lib
            │  └─plugin
            └─USD
                ├─bin
                ├─cmake
                ├─include
                ├─lib
                ├─plugin
                └─share

上記フォルダに mayaモジュール定義ファイルである mayausd.mod が含まれるので MAYA_MODULE_PATH を通してやる。(maya モジュールについての詳細はここでは扱わない)


起動

maya起動後プラグインマネージャをひらき、usdプラグインを有効にする mayaUsdPlugin.mllがファイルのIO、mtoh.mll が Hydra render delegate(のうち USD付属の OpenGLレンダである HdStorm)のビューポートプラグインとなっている。

plugin manager

メインメニュー create > scene management 以下に専用メニューが作成される

Universal Scene Description

また、通常の Fileメニュー import/export より usdファイルのインポートエクスポートそれぞれ行える。

確認

ではためしに キッチンを読み込んでみよう